通信制サポート校とは?

今まで長期欠席や不登校に悩んでいた方も問題なく入学できる通信制高校は、高校卒業資格の取得を目指す人も多く、学校の選択肢も大きく広がっています。

しかし、基本的に自宅での自習学習が中心となる通信制高校は、人によっては勉強とプライベートの両立が難しく、スケジュール調整・バランスに迷ってしまった結果、どちらかに偏ってしまうことも少なくありません。

現状に悩んでいる生徒の精神面や生活面をフォローし、生徒が安心して高校卒業資格を取得できるようサポートしてくれるのが“通信制サポート校”です。こちらでは、この通信制サポート校についてご紹介いたします。

通信制サポート校の運営について

通信制サポート校 運営
全国で約200校以上の数があり、通信制高校に通う生徒が3年間で卒業できるようサポートしてくれる通信制サポート校は、実は学校教育法で「高等学校」として定められているわけではありません。

サポート校は通信制高校と提携されているものの、あくまで学びの場を提供する学校(塾のような存在)です。そのため、仮に通信制高校に通わずサポート校のみを利用したとしても、高校卒業資格は取得できないように定められているのです。

また、通信制サポート校は予備校や専門学校、学習塾といった教育関連の学校法人によって運営されていることが多く、それぞれのノウハウや特色を活かすような運営が行われているのも特徴です。

例えば、大学進学を目指す生徒のための特別コースを設けていたり、全日制の高校にはない専門科目分野(デザイン・芸能・美容・スポーツ・IT)を学べるコースが用意されていたりと、通信制サポート校によって内容も実に様々です。

このような独自の専門コースの他にも、企業での職場体験や地域の行事やボランティア活動へ参加するなど、通信制サポート校の数だけ、ユニークなカリキュラムも多く存在しているのも魅力でしょう。

通信制サポート校はいろんな形態が存在しているため、「自分がやりたいことは何なのか」「高校卒業資格をどう取得したいのか」という悩みを抱えている人にとって最適な場所でもあります。生徒一人ひとりへの細やかな教育が強みですので、通信制高校に興味を持って資料請求を検討されている方は、同時にサポート校について調べるのもおすすめです。

通信制サポート校にかかる学費(授業料)・費用

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通信制サポート校を利用する場合、通信制高校とは別で学費(授業料)が発生するため、経済的な負担も大きくなりがちです。とはいえ、通信制高校は元々私立と公立で学費に差があるため、サポート校のカリキュラムや通学ペースの選び方によって、両方に在籍した場合でも学費をある程度調整することが可能です。

目安として簡単に説明すると、通信制サポート校への通学ペースを大まかに週1回~5回の頻度で考えた場合、入学金込み(初年度)で週1回が約30万、週3回が約55万、週5回が約80万といった金額が必要です。

この場合、例え週5回の通学で約80万必要でも、まずは通信制高校を私立・公立かで費用を計算してみる、もしくは独自の奨学金制度が利用できないかどうかをチェックしてみましょう。

というのも、通信制サポート校は支援内容や種類も様々で、中には授業料に通信制高校の学費が含まれている学校も多くあります。当初予定していた金額よりも少し抑えられることもありますので、はじめから学費の問題だけで入学を諦めないことが大切です。

もしも今、通信制高校とサポート校の同時入学で学費(授業料)・費用でお悩みなら、一度気になる学校へ資料請求を行い、詳細を細かくチェックしましょう。サポート校の通学ペースやカリキュラムコースを上手く調整することで、自分で納得できる学習スタイルを整えられます。

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通信制サポート校に通うメリットとデメリット

通信制サポート校 メリット デメリット
自分に適した学習方法や学校への通い方を幅広く選択できる点が特徴のサポート校ですが、通信制高校と併せてサポート校に通うメリット・デメリットは一体何なのでしょうか。

サポート校を利用するメリット

通信制サポート校のメリットを簡単にまとめた場合、主に以下の内容が挙げられます。

(1)一般的な全日制高校とは違った、生徒一人ひとりに適したフォローと自由な学校生活

自由な学校生活といっても、もちろんサポート校にも規定があります。しかし、全日制高校と比べたとき、登校ペースやカリキュラム、勉強する時間などを自分で調整・管理できるという点で、生徒の意思を尊重しています。その他、少人数や担任制を採用したサポート校が多く、学習環境に対するフォローが行き届いているのが特徴です。

(2)不登校やいじめなどを経験した生徒への手厚いサポート

通信制サポート校には、今まで通っていた学校で受けたいじめによる不登校や、高校中退といった様々な事情を抱える生徒も多くいます。そのため、学校によってはカウンセリングの専門家を常駐させたり、自宅から外出が難しい生徒に対して、先生が直接自宅へ訪問して授業を行ったりというケースもあります。

(3)自分の興味や関心に沿った内容を勉強できる

芸能関係・スポーツ・IT・美容・音楽・デザインなどの専門的な内容を学べることも、サポート校が人気ある理由です。実際にプロとして働く先生から本格的な指導を受けられる、設備が整っていることをはじめ、生徒の趣味や関心に合わせて資格取得に力を入れられるのも強みです。生徒が希望するカリキュラムにすぐに取り組める体制が整っています。

サポート校を利用するデメリット

通信制サポート校は、学習支援の面から見るとメリットが多いように思われますが、学費(授業料)がかかるという点や、自分から取り組む“自主性”が必要な点がデメリットとして挙げられます。

前項でもお伝えしたように、確かにサポート校は通信制高校とは別で学費(授業料)がかかりますが、その分、勉強への取り組む自主性はもちろん学習面でのサポートは大変大きく、サポート校在学中で多くの知識・経験を得られます。

高等学校の卒業資格取得を目指す中、自分なりの学習法で何年も貴重な時間をムダにしてしまうよりも、授業・メンタル支援の体制が整った「通信制サポート校」で、個人に適したサポートを受けてみませんか。

生徒一人ひとりの目指す将来や目的に必要な支援を受けられますので、通信制高校やサポート校選びに迷っている方は、早速興味を持った高校の資料請求からはじめましょう。